DME受講上のルール

DMEのレッスンを効果的な物にするには、生徒様にもDMEについて知っていただく事が大切となります。以下ではDMEレッスンを受けるにあたってのルールと心構え、レッスン時に有効的なスカイプ操作についてご説明します。

1.レッスンの基本ルール

  1. 毎回質問の前に新しい単語を先生が紹介します。
  2. 先生は質問を2回繰り返します。
    例)Q; Is that bag mine?  Is that bag mine?
  3. 生徒の方は質問に対してフルセンテンスで回答をする必要があります。
    (回答がわからなくても先生がガイドしますので大丈夫です。)
    例)A; No, this bag isn't yours, but it's mine.
  4. 回答を覚えようとしないでください。大切なのは先生の発音、アクセントを真似て口から出すことです。
  5. レッスン中は先生からの指示が無いかぎりテキストは見ないでください。 先生の言っていることに集中することで、リスニングや理解力、反射能力の向上を学びます。
    尚、文法レッスンとリーディングレッスンの際にはテキストが必要となりますのでテキストはいつでもそばに置いておいてください。

  6. 会話では常に短縮形(I am = I'm,  You = You’re )を使うように心がけてください。 ネイティブスピーカーは会話の中で普段コントラクションを使って話します。早い段階でコントラクションでのリスニング、スピーキングに馴れ、習得するというメソッドの狙いがあります。

2.DMEレッスンについて

  1. 他のメソッドとの違い
    DMEメソッドは某イギリス生まれの英会話スクールで長年教えた先生たちにより作られたメソッドです。ダイレクトメソッド(直接教授法)を使用したカリキュラム同士には基本的には同じような文章も多いですが、DMEメソッドは最新のメソッドであるため、より新しい言い回しや語集が使われています。またDMEメソッドにはいままでのメソッドにはなかった文法レッスンなどがあるため、内容に関するアプローチが他のメソッドとは異なっています。文法の基礎からじっくり勉強したい方にはDMEがお勧めといえます。
  2. DMEテキスト
    DMEのレッスンではテキストが必要になる場面がありますので、テキストはご用意いただく事をおすすめします。テキストにはオーディオCDが付属しますので予習や復習に大変効果的です。
    テキストはeMETHODでお求め頂けます。(一般の書店やインターネットでは販売されていません。) ご購入希望の場合はこちらよりご注文ください。
    なお、ご事情があってご用意いただけない場合は先生へお伝えいただき、文法レッスンとリーディングレッスン部分をスキップしていただくことも可能でございます。
  3. 文法レッスンとホームワーク
    DMEには文法のレッスンがあります。先生の指示にしたがってテキストブックの最後にある文法レッスンのページを開き、回答を先生に伝えていただきます。レッスン時間中に全てを終えられない場合はこの箇所は宿題となり、次回レッスンの際に答え合わせをします。
  4. レビュー(復習)
    DMEでは 毎レッスンが前回の復習から始まります。各ステージの終わりにはそのステージの総復習、ステージ4、8、12(Book2,4,6)の終わりでは4ステージ分(2Book分)の総復習があります。DMEもカランメソッドと同様システマティックなメソッドとなり、復習に復習を重ねることで英語の言い回しや単語を体に染み付けてゆきます。復習は大変重要ですので飛ばさずに行ってください。
  5. グラマーエクササイズ
    各ステージにつき3~5つのグラマーエクササイズがでてきます。先生の指示に従い、テキスト巻末ページを開いて回答していきます。レッスン中に全て終わらなかった場合、残りの部分は宿題となります。次回のレッスンの際に答え合わせをします。
  6. リーディングとディクテーション
    DMEでは時にリーディングとディクテーションのパートが出てきます。リーディングは発音やアクセントのチェックのため、ディクテーションはリスニングとスペリングの強化のために大変有用なレッスンです。
  7. コミュニケーションエクササイズ
    DMEでは時にコミュニケーションエクササイズのパートがでてきます。この部分では、いつもは先生のみが質問を投げかけるのに対し、生徒から先生へ質問を投げかけます。これにより一方的になりがちだった「質問→回答」というレッスンに変化がつくと同時に、質問するというスピーキングの強化になります。
  8. EXAM(テスト)
    各ステージの終わりにはEXAMがあります。EXAMのアンサーシートはマイページよりダウンロードが可能です。EXAMの1セクション目はYes-Noクイズ、2つ目はボキャブラリーテスト、3つ目はディクテーション、4から6つ目のセクションは文法問題となります。1から3までのセクションは先生と行っていただきますが、4以降は先生の助けを必要としませんので宿題としてレッスンの後に行っていただきます。最後まで終えられた後に、再度マイページより回答用紙をアップロードしていただきます。EXAMシートのダウンロード、アップロードは、こちらのページから可能となっております。操作方法につきましては、こちらのページをご覧ください。

3.DMEマスターへの道

  1. 先入観を捨てて、メソッドの指示に従う
    4分の1の時間で本当に英語がマスターできるのだろうか?質問に答えるだけで話せるようになるのだろうか? 生徒さまにたくさんの疑問があがるのはもちろんです。単純に回答すればDMEメソッドのレッスンは通常の英語学習法に比べて4倍多く英語を聞いて、4倍多く話します。密度が高いレッスン内容とシステム化されたカリキュラムにより、個人差はあるにせよ、最短時間で英語力の向上が期待できます。
  2. レッスンの衝撃

    生徒の皆さんの何人かは、DMEメソッドを始めて学ぶときパニックになりがちです。そしてレッスンのスピードに自分はついてゆけないと考えがちです。しかし何レッスンか根気良く続けることによってそれが他のどんな勉強法よりもやさしく、楽しく、楽にできるということに気づきます。

  3. スピードの大切さと反復練習
    DMEで生徒の皆さんが悩む一番のことは、先生が理解する時間をあたえずにどんどん先に進むため不安になる点です。これについては全く心配しないでください。全てをすぐに理解することは重要ではありません。ステージが進むにつれて何度も同じ単語やフレーズが出てくるため自然にそれらが身についてきます。生徒の皆さんはただ、ロボットのように質問に答えて、反復練習をしていくだけで良いのです。
    子供の頃、文法を全く知らずに母国語を学んだのと同じように、耳で聞き覚え、まねることが英語習得において一番簡単で最良の方法といえるからです。
    尚、DMEはステージがあがるにつれて、中盤のステージより、生徒の方は答えを自分自身で考えて、回答できるように設計されています。これにより生徒はテキストの枠だけにしばられない、クリエイティブな回答をすることができるため、想像力を掻き立てる、より自由な学習スタイルへと変わってゆきます。
  4. 継続することの大切さ
    DMEを始めたからには、少なくともステージ9までは続けましょう。DMEブックでは、ステージ6までがケンブリッジ英検のプレリミナリーレベルとなり、それ以下では簡単に会話が出来るための十分な学習効果は得られません。ステージ9まで勉強することによって、英語のあらゆる基本構造の知識を得て、容易に会話をすることができるようになります。
  5. 効果的なレッスンの受け方
    DMEメソッドでは継続したレッスンをおすすめします。推奨されている一番効果的なレッスンの受け方は50分レッスンを週に5日とることです。それが難しい場合は少なくとも週に2回はレッスンを継続して受けて下さい。 大切なのは、途中でやめずに根気よくつづけるということです。
  6. レッスンはステージ1から始める
    生徒様の現在のレベルがどこにあっても、DMEメソッドで学習する場合はステージ1から始める必要があります。メソッドはシステム化されているため、最初の基礎部分をスキップするとメソッド自体の効果がなくなります。英語学習はピラミッドのようなもの。基礎がしっかり築かれていないまま先を急いでもいつか崩れてしまいます。 既に中級以上の方がステージ1から初めても、通常であれば普通より早くステージを上がっていくことができます。ステージ1から始めることを時間の無駄だとは思わないでください。結果的にはお金と時間の節約になります。
  7. 色々な先生とのレッスン
    息が合う先生とのレッスンは心地よいものですが、英会話を習得する上ではいろいろな発音の相手と会話することも必要です。色々な先生とレッスンをしてこそ、多くの人と実生活での会話が容易に出来るようになりますので、なるべく異なる先生のレッスンを受けるようにしましょう。

4.ウェブカメラを駆使しよう

DMEでは先生からのウェブカメラによるレッスンが不可欠になります。生徒様においてウェブカメラをご用意いただく必要はありませんが、先生からのビデオを見やすくするためのテクニックを確認しておいてください。

  1. DMEレッスンの特にステージ1では、生徒の皆さんはウェブカメラをみる必要があります。レッスンが始まったら先生はビデオをONにします。ビデオがONにされるとスカイプの画面が以下のようになります。画像を大きくするために、赤丸の「ビデオウィンドウの表示」の部分をクリックしてください。
  2. ビデオウィンドウが表示されると以下のように大きな画面で映像を見ることができます。
  3. DMEのレッスンでところどころに出てくる、ディクテーション(書き取り)パートでは、生徒の皆さんは先生の言ったとおりに英文をタイプします。
    ※タイピングが不得意な方はディクテーションパートを飛ばしてもらうように先生にお願いしてください。スピードよくレッスンを進めることが一番大切です。

5.最後に

DMEは自分とメソッドを信じて根気良く、継続的に続けていくことが大切です。もしもこのメソッドについて疑問をもったり、途中で気が滅入ったときには、いつでも最初のステージの復習をしてみてください。あなたが確実に進歩していることが理解できるはずです。

自分では図ることが難しいスピーキング能力の進歩も、DMEであれば容易に図ることができます。

なお、こちらのページにて、DMEレッスンに関するご質問とその答えをまとめてございますのでご参照ください。これ以外にお問い合わせがございます場合は、お気軽に事務局までお問い合わせください。

それでは、リラックスして、楽しくレッスンを受けましょう!!

DMEメソッドのレッスンを是非、お試しください。
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