メソッドレッスン受講上のルール
メソッドのレッスンを効果的な物にするには、生徒様にもメソッドについて知っていただく事が大切となります。以下ではレッスンを受けるにあたってのルールと心構え、レッスン時に有効的なスカイプ操作についてご説明します。
1.レッスンの基本ルール
「先生からの質問 - 生徒による回答」の、反復練習によって自然にリスニングスキル、文法の知識、発音、早さが身につきます。
- 先生は質問を2回繰り返します。
例)Q; Is Greece in Asia? Is Greece in Asia ?
- 生徒の方は質問に対してフルセンテンスで回答をする必要があります。
(回答がわからなくても先生がガイドしますので大丈夫です。)
例) A; No, Greece isn’t in Asia, but it’s in Europe.
*メソッドの質問と答えは、1語1語の連携に沿っていきます。生徒の皆さんは質問の中の単語と文章構造にそった形でのみ答えることができます。たとえば、質問が「Is the book under the table?」 の場合の答えは、「No, the book isn't under the table, but it's on the table.」という形になります。
- 回答を覚えようとしないでください。大切なのは先生の発音、アクセントを真似て口から出すことです。
- レッスン中はテキストを見ることはできません。 先生の言っていることに集中することで、リスニングや理解力、反射能力の向上を学びます。
- 会話では常に短縮形(It is = It's, He is = He’sなど)を使うように心がけてください。 ネイティブスピーカーは会話の中で普段コントラクションを使って話します。早い段階でコントラクションでのリスニング、スピーキングに馴れ、習得するというメソッドの狙いがあります。
2.レッスンについて
- イギリス生まれの英会話メソッド
カランメソッドは通常の4分の1の時間で英語を学べる英語学習法です。*このデータはイギリスのカランスクールで証明されています。(カランメソッド以外の勉強方法を採用した生徒が350時間でケンブリッジ英検プレリミナリーに合格するのに対し、カランメソッドで学習した生徒は約80時間で合格しています。)
- テキストブック
テキストは必須ではありませんが復習等に役立ちますのでご購入をお勧めします。テキストは イーメソッドでお求め頂けます。(一般の書店やインターネットでは販売されていません。)ご購入希望の場合は こちらよりご注文いただけます。
- レビュー(復習)
メソッド学習では時々完全な復習をします。レッスンは常にリピートによって進められ、最終的には同じステージを最低3回(本来は5回)は反復レッスンすることになります。たとえば、昨日130ページから150ページを勉強したら、今日は130ページから160ページまでを勉強します。1つのステージが終わったら、最後にそのステージのテストとステージ全体の復習があり、さらにステージ4と7の後にも2回目の総復習があります。カランはシステマティックなメソッドとなり、復習に復習を重ねることで英語の言い回しや単語を体に染み付けてゆきます。復習は大変重要ですので飛ばさずに行ってください。
- ディクテーション
メソッド学習では時々、ディクテーション(書き取り)パートがあります。生徒の皆さんは本を見ずに先生の言った言葉をSkypeのチャットウィンドウに書き込んでゆきます。書き取りは、一見スピーキングとは全く関係ないように思えますが、これは発音の上達のために大変有益なものとなります。(タイピングに自信のない場合は先生へお申し出いただければスキップさせていただくことが可能です)
- EXAM(テスト)
各ステージの終わりにはEXAMがあります。EXAMのアンサーシートはマイページよりダウンロードが可能です。EXAMの1セクション目はYes-Noクイズ、2つ目はボキャブラリーテスト、3つ目はディクテーションとなります。最後まで終えられた後に、再度マイページより回答用紙をアップロードしていただきます。EXAMシートのダウンロード、アップロードは、こちらのページ(ログインが必要です)から可能となっております。操作方法につきましては、こちらのページをご覧ください。
3.メソッドマスターへの道
- 先入観を捨てて、メソッドの指示に従う
4分の1の時間で本当に英語がマスターできるのだろうか?質問に答えるだけで話せるようになるのだろうか? メソッド学習法では通常の学習法に比べて4倍多く英語を聞いて、4倍多く話します。生徒はテキストを見ずに先生の質問に答えなければならず、レッスン中常に先生の言葉に全神経を集中する必要があります。晩ご飯や週末の予定などを考えてる余裕はありません。
- レッスンの衝撃
生徒の皆さんの何人かは、メソッド学習を始めて学ぶときパニックになりがちです。そしてレッスンのスピードに自分はついてゆけないと考えがちです。しかし何レッスンか根気良く続けることによってそれが他のどんな勉強法よりもやさしく、楽しく、楽にできるということに気づきます。
- 大切なのはスピード
メソッドのレッスンでは、講師はネイティブスピーカーの話す速度で生徒へ質問を投げかけ、生徒は講師から投げられた質問に答えます。講師は生徒に、考える暇を与えません。生徒は投げられた質問に即座に回答することにより、聞いた英語をそのまま英語で考え答える、英語脳を育成します。
- 反復練習が意味するもの
語学を習得する際、最も重要なことは、絶え間ない繰り返しが必要だということです。繰り返しは復習にもなります。レッスンは、生徒様のレベルに応じて復習をしながら進みます。たとえば、昨日130ページから150ページを勉強したら、今日は130ページから160ページまでを勉強します。
子供の頃、日本語を学んだのと同じように、耳で聞き覚え、真似て、反復練習することが英語習得において一番簡単で最良の方法といえるからです。
- 継続することの大切さ
メソッド学習を始めたからには、少なくともステージ9までは続けましょう。カランブックでは、ステージ6までがケンブリッジ英検のプレリミナリーレベルとなり、それ以下では簡単に会話が出来るための十分な学習効果は得られません。ステージ9まで勉強することによって、英語のあらゆる基本構造の知識を得て、容易に会話をすることができるようになります。
- 効果的なレッスンの受け方
メソッドでは継続したレッスンをおすすめします。推奨されている一番効果的なレッスンの受け方は50分レッスンを週に5日とることです。それが難しい場合は少なくとも週に2回はレッスンを継続して受けて下さい。 大切なのは、途中でやめずに根気よくつづけるということです。
- レッスンはステージ1から始める
生徒様の現在のレベルがどこにあっても、メソッドで学習する場合はステージ1から始める必要があります。メソッドはシステム化されているため、最初の基礎部分をスキップするとメソッド自体の効果がなくなります。英語学習はピラミッドのようなもの。基礎がしっかり築かれていないまま先を急いでもいつか崩れてしまいます。 既に中級以上の方がステージ1から初めても、通常であれば普通より早くステージを上がっていくことができます。ステージ1から始めることを時間の無駄だとは思わないでください。結果的にはお金と時間の節約になります。
- 色々な先生とのレッスン
息が合う先生とのレッスンは心地よいものですが、英会話を習得する上ではいろいろな発音の相手と会話することも必要です。色々な先生とレッスンをしてこそ、多くの人と実生活での会話が容易に出来るようになりますので、なるべく異なる先生のレッスンを受けるようにしましょう。
4.ウェブカメラを駆使しよう
レッスンでは先生からのウェブカメラによるレッスンが不可欠になります。生徒様においてウェブカメラをご用意いただく必要はありませんが、先生からのビデオを見やすくするためのテクニックを確認しておいてください。
- レッスンの特にステージ1では、生徒の皆さんはウェブカメラをみる必要があります。レッスンが始まったら先生はビデオをONにします。ビデオがONにされるとスカイプの画面が以下のようになります。画像を大きくするために、赤丸の「ビデオウィンドウの表示」の部分をクリックしてください。
- ビデオウィンドウが表示されると以下のように大きな画面で映像を見ることができます。
- レッスンでところどころに出てくる、ディクテーション(書き取り)パートでは、生徒の皆さんは先生の言ったとおりに英文をタイプします。
※タイピングが不得意な方はディクテーションパートを飛ばしてもらうように先生にお願いしてください。スピードよくレッスンを進めることが一番大切です。
5.最後に
メソッドと自分を信じて根気良く、継続的に続けていくことが大切です。もしも途中で気が滅入ったときには、いままでやってきたレッスンを見直してみてください。すでに埋めてきた地面を振り返る、それをやっていた当初はなんと難しい作業だったろう、そして今は、おなじ作業がなんと易しく感じるのだろう、ということを思い出してください。
なお、こちらのページにて、カランレッスンに関するご質問とその答えをまとめてございますのでご参照ください。これ以外にお問い合わせがございます場合は、お気軽に事務局までお問い合わせください。
それでは、リラックスして、楽しくレッスンを受けましょう!!
イギリス生まれの英会話メソッドのレッスンを是非、お試しください。